生食用品種

来歴

長野県果樹試験場において「巨峰」×「リザマート」を交配、胚珠・胚培養技術で育成された３倍体欧米雑種。

外観

果皮は紫黒色、果房は400～450ｇの円筒形から円錐形。果粒は10～15ｇの倒卵形で果粉も多く外観は優れる。

食味

果皮は薄く皮ごと食べられる。果汁は多く糖度は18~21％酸度は0.4~0.5％で食味は良好である。

収穫期

育成地において9月上旬頃で巨峰と同じかやや早い。

特性

樹勢は強いが短梢剪定も可能である。着色は良好だが裂果しやすい為、大房や着果過多、過度な果粒肥大は避ける。3倍体品種の為ジベレリン処理は必須で、使用についてはジベレリン使用基準の3倍体品種に準ずる。

摘要

長野県内種苗業者からの取次販売
平成30年4月より、長野県内限定生産が解除されました。
（長野県より許諾済）