生食用品種

黒系

あづましずく

  • PVP
  • 希少生産
  • 数量限定
  • 生食用

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来歴

福島県農業総合センター果樹研究所において、「ブラックオリンピア」×「ヒムロット四倍体」を交雑して選抜育成された、最極早生大粒系品種。

外観

果皮色は黒色、粒形は円形。果粒は7グラム前後だが、1回のジベ処理で11~15グラムの大粒となる。

食味

巨峰と比較すると、肉質は柔らかく皮離れが良い。濃厚な多果汁感がありジューシーな味わいで食べやすい。独特のフォクシー香があり、糖度は17~19%程度だが、酸味が少ない為、甘みを強く感じられる。

収穫期

育成地において8月上~中旬頃

特性

たヒムロットを父とした4倍体無核種。樹勢は強く、樹冠の拡大は旺盛。新梢は元ほど太く上向きに立ち、無理に誘引すると折れたり欠けたりする。
また、長梢栽培より短梢栽培の方が、粒も大きく収穫量も増加するとのことで短梢栽培が適している。裂果は極めて少なく、脱粒性も収穫後5日間は認められない。満開日から60日程度で収穫盛日となる。収穫期間は収穫開始日より10~14日が目安のことから棚持ちは劣る。果穂は短く、果穂整形は小枝梗が分離する開花前5日頃から満開後4日頃までで、その後は花振るい性が強くなる。

摘要

ジベレリン処理は満開後7日~10日に50ppmの1回とし、フルメットは糖度上昇と減酸速度が低下する為、品種メリットを優先し使用を控えた方が無難である。
果粒段は10~15段、果粒は40粒前後を目安とする。
収穫開始は糖度16%、酸度㏗3.4を目安とする。
(福島県より許可済)

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